2008年の住宅ローンと不動産市場予想

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2008年の住宅ローンと不動産市場予想


執筆者
会社名
HP
: 柴田誠
: 株式会社プレシーク
: http://www.preseek.jp/

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今年も住宅ローン金利は低金利水準に留まりました。
全期間固定タイプで3%を下回る金利もあり、
“これから金利が上昇するぞ〜”
と言われ始めた頃まで逆戻りしました。

来年に予想された日銀の再利上げも、
来年早々から春先、夏前など、先送り気配も漂っています。
このため、市場の金利も低水準で推移しており、
住宅ローンの金利も低水準になっております。


ここ最近、バブル崩壊時の雰囲気に似ているものを感じています。
バブル崩壊時も、日銀の三重野総裁がバブル退治に正義感を燃やし、
教科書どおりの利上げを強行したことが一因となっております。

※バブルが続いた方がよかった、
 バブルを崩壊させたことは誤りだという考えはありません。
 軟着陸ではなく、強行着陸だった、急激過ぎた、
 というバブルの消し方がどうだったのかなと思うことがあるだけ。

今回も、世界的に見て低水準であること、
今までの異常な低金利を是正しようと、
日本経済の現状や先行きを見ることなく、
金利のみを狭い視野で判断されるのが怖いなということ。

12月に入って、またまたガソリン価格が上昇したこと
(同様に食料品や日用品も)など、物価が上昇→金利を上げないと
いけないという短絡的な判断はまさかしないと思います。

一般市民の収入が増加し、景気が拡大しての物価上昇なら、
金利を上げるというのも納得ですが、景気が悪い(収入が少ない)
+物価上昇=スタグフレーション(でした?)なので、
金利引き上げの効果はないと思います。

知識のない私の考えより、日銀の政策を決める方々は
数段上のお考えがあるのでしょう。
スタグフレーションに伴う国全体の悲壮感を
何とか振り払ってもらいたいものです。


さて、住宅ローンに話を戻しますと、
私見では、今後の急激な金利上昇はないと考えます。

景気後退や悲壮感漂う雰囲気を無視して金利を引き上げしづらいこと、
物価が上昇するなか金利を上昇させ家計にダメージを出ることを恐れていること、
サブプライムローン問題から資金が不動産市場から債券市場に流れていること、
などが金利が大幅に上昇しないと考える根拠です。

資金が不動産市場から他へ流れていることに関連し、
不動産会社やファンドへの事業性融資と個人の住宅ローンを
引き締めていることが現場では感じられます。

不動産市場では、業者の在庫処分、業者の仕入れ力低下、
地価や住宅価格が購入力を超えていることから、
土地やマンションの価格は低下・低迷・下降するでしょう。
早いところでは2007年今年の夏ごろから感じられます。

住宅ローンの引き締めでは、金利での引き締めというよりは、
審査が通りづらくなってきています。
金融機関としても収益(貸し出し)は上げないといけないのですから、
優良と判断できる人には貸したい。
しかし、リスクが大きい人には貸さないようにしようということです。
サブプライムローンのダメージが心理的に引き締めへと動いていると思われます。

取り留めなく書いてしまったので、こいつは何を言っているんだと思われるでしょう。
書いている自分さえ、言いたいことが頭の中にあるにも関わらず、
上手に伝えられないもどかしさを感じています。

まとめます。

・不動産市場は低迷、下降へ
・金利は大きく上昇しない
・住宅ローン借入はしづらくなる
・不動産業者は淘汰される

あくまでも、しがない不動産屋の考えですので、ご了承のほど。



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