「事業仕分け」が家庭にも必要ですね

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「事業仕分け」が家庭にも必要ですね


執筆者
会社名
HP
: 半田典久
: 多摩プランニングオフィス
: http://www.tama-p.jp/

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政権が変わり民主党が始めた「事業仕分け」は、丁々発止の厳しいやり取りの様子が報道されテレビ、インターネットを介して毎日報道され、官僚の要領を得ない説明を仕分け人が切り込む痛快感も共感を呼んでか、国民の目を引き付けました。

しかし、私たちはこの「事業仕分け」をただ他人事のように見ているだけでは仕方ありません。自分の家庭にも「事業仕分け」ができないか考えましょう。

だからと言って、あまりに細かな事柄まで取り上げて、厳しく切り詰めるのも決して好ましいこととは言えません。精神的にもストレスがたまり、ちっとも楽しくありません。

毎日の生活・・それはある種の「ムダ」が「楽しさ」にもつながっていますね。 いちいち奥さんから、民主党の「蓮舫」議員のように速射砲のように責めたてられ、小遣いの使途など「領収書」の提出までも求められたら、どうします? ムダかムダでないかは価値観の違い・・「これはムダでしょう?」などと言われたらちっとも楽しくありません。

あまり切り詰め中心で行くのも、全体として縮小して国の経済も悪化し、さらにデフレスパイラルに拍車をかけることにもなります。

やはり「重点箇所を見直す」という「メリハリ」が重要です。
幸福感をできるだけ減らさず切り詰められるところ・・それは「固定費」ではないでしょうか?

固定費は、「昔決めたままでそのまま」になっている費用です。
自動的に通帳から落ちていく費用のことが多く、支払っている痛みをあまり感じません。
使っても使わなくても、金額はほとんど同じです。
毎月「決まっていますから・・」という理由で、音もなくどんどん引かれていきます。

この「決まっていますから・・」という理由なき理由こそが「事業仕分け」の対象です。
家庭で言えば、住宅関係の費用、通信費、保険、車などの費用は固定費になっています。

変動費の場合は、物やサービスとの引き換えで「たしかに使った」という実感がありますし、もし使わなければ、費用が発生しないので合理的です。あまりに多すぎる場合には、無意識にもブレーキがかかります。

しかし、固定費の場合、この実感が少ないのです。
固定費は、ややもすると惰性になっており、長年考え直していないことが多いものです。

以前は確かに「必要性」があったのでしょうが、今現在も本当に必要性があるのでしょうか?もっと違う方法に切り替えるとか費用の削減はできないのでしょうか?
この機会に一度振り返って考えて見ましょう。

特に「保険」や「車」は考え直した方が良いでしょう。

これらは、年間数十万円も払っている割には、見直していないことも多いものです。
車もたまの日曜に乗る程度、近くへの買い物に使う程度で高い維持費と駐車場代を支払っていることが少なくありません。
そんな方向けに、今カーシェアリングが広まりつつあります。

保険も、本来の機能である「掛け捨て中心」にシフトしましょう。
そして万一の大きなリスクだけに必要最小限で備えることに限定すれば、支払額がかなり減らせます。

そして住宅ローンも「固定費」になります。
なおかつ住宅ローンは、最後まで払わなければならない費用です。
一度決めたら、借換えなどできるとしても、できることは限定されます。
その意味では「変えられない固定費」に近いものです。
5〜10年後が読めない時代・・よほど慎重に考える必要があると言えます。

一方、「家賃」の場合には「固定費」ではありますが、住まいさえ変えればいつでも支払額が相当変えられるので「変えやすい固定費」とも言えます。

昔のインフレの時代は給料も増えて行き、給料における住宅ローンの割合も急速に減っていきました。負担を段々感じなくなるという先に行くほど楽になるという状況でした。

しかし、現在はデフレです。
デフレとなると、借金の負担は毎年次第に重くのしかかってきます。なおかつ給料が減る傾向です。給料の割合に対する住宅ローンの負担感は、年々増す一方ということです。

給料が減るだけならまだ良いのかも知れません。アンケートによると今後自分が失業する不安を感じている人が3割近くいるようです。

これからの変化の大きい時代、
少しでも変動費部分を多くして固定費を少なくすること、
固定費はいつでも見直すことができるものにすること、
そして固定費部分は、しばしば見直すこと、

これらがデフレ時代を「少しでも楽しく生きる方法」なのではないでしょうか?


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