金利0%台のローンについて

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金利0%台のローンについて


執筆者
会社名
HP
: 山宮達也
: T's FP オフィス
: http://homepage3.nifty.com/tsfp/

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 最近の住宅販売広告で、以下のようなものが見受けられます。

 『驚きの金利0.975%!』

 とあり、金利0%台と購入者にとってはありがたい低金利ローンが
 あります。  今回はこの0%台のローンについて考えてみます。

 この0%台の金利タイプは、通常変動金利となっています。
 確かに金利は非常に低く、返済額も少なくて済んだり、購入金額の
 上限を増やすこともできるので、よいことだらけのようです。

 しかし、注意していただく点もありますので、皆さんも選択にあたっ
 ては以下の点について検討されてから選択することをおすすめします。

 まず変動金利の概要ですが、以下のとおりです。  

 特徴
 ・金利水準は、短期プライムレートを基準に設定
 ・金利は半年に1回見直し
 ・毎月の返済額は5年ごとに見直し
 ・金利が上昇したときでも、返済額は最大見直し前の1.25倍以内に
  抑えられる

 メリット
 ・固定金利と較べると金利が低いので当面の返済金額も低くなる
 ・金利が低い分返済額が抑えられ、年収に対する返済額割合の
  限度まで利用すると、借入金額を高くすることが可能
  (もう一段高い住宅や、内装・設備の充実も可能)  

 注意点
 ・変動金利なので、将来金利の上昇リスクがある。
 ・金利が0%台から上昇し、金利の未回収(未払い利息)が発生し
  たときは6年目以降に反映されてくるので月の返済額が増加する
  ことがある。(1.25倍以内)
 ・実際の金利の適用は、融資実行時点になるので、そのときには
  金利が0%台でないことがある。  

 未払い利息
 上記商品内容のとおり、変動金利の場合は金利の上昇があっても、
 返済額は極端に上がらないように設計されていることはよいのです 
 が、と言って、未回収の利息が免除されるわけではありません。
 最終的には、返済額の増加となる恐れがあります。


 もし、金利の上昇が続いた場合には、どうなるでしょうか。  

 この場合は、元金返済ができずに、未払い利息ばかりがたまってい
 く状態になります。 
 ここ十年以上の低金利であまり実感がわかないと思いますが、私は
 平成の初めの時にこの未払い利息がたまっていくと言う現実を目の
 あたりにして、これからどうなってしまうのだろうと言う不安が毎
 月続きました。
 (その後低金利に移行したので、未払い利息は解消されました)  

  検討点
 ・皆さんのライフステージに応じた現時点の適正な返済額を検討する
  (これから生じるライフイベント費用を把握しておく) 
 ・住宅取得後には、固定資産税や維持費・修理費(マンションなら
  管理費・修繕積立金)などの固定費が生じるのでその分も家計に
  含めておく
 ・将来金利が上昇した時の支払い余力を確認しておく

以上現在の低金利がいつまで続くのかの判断は難しいところですが、
0%台になっている現状では、金利上昇リスクをしっかりと押さえて
おく必要があります。


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