住宅ローンの現状をよく把握しておこう

 住宅ローンの殿堂
住宅検査・診断のアネスト

住宅ローンの現状をよく把握しておこう



住宅ローンを選ぶ上では、まず、あなた自身が適切な資金計画を立て、その返済計画に適した住宅ローンを選ぶことが必要となります。適切な資金計画の立て方は「STEP1」をご覧ください。この章では、具体的な住宅ローン選びについてお話したいと思います。

さて、具体的に住宅ローンを選ぶには、どのようにして住宅ローン商品を見ていけばいいのでしょうか?

賢い住宅ローン選びをする為にも、まずは住宅ローンを取り巻く現状を把握しておく方が良いでしょう。

この数年、住宅ローンを取り巻く環境は激しく変動してきました。長く住宅ローンの中心となってきた住宅金融公庫が住宅金融支援機構に変わったり、数年前までは変動金利の利用者が圧倒的多数であったのに、最近では固定金利の利用者が増えたりしています。

また、都市銀行や地方銀行、信用金庫以外にも住宅ローンを専門に取り扱うモーゲージバンクが現れたりもしています。特に、このモーゲージバンクの出現は、既存の金融機関を巻き込み、住宅ローン競争を一層激しいものへとさせました。今、住宅ローン業界は、戦国時代と言っても過言ではありません。

このような状況が生み出しているものは、住宅ローン商品の矢継ぎ早な商品開発です。より良い住宅ローンを開発して、消費者を取り込むことを狙っています。金利の競争、付加価値の競争が激しくなっているわけですね。これにより、住宅ローンの利用者にとっては、より有利な住宅ローン選びをするチャンスと言えるでしょう。

ただし、その反面、住宅ローン商品の多様化、複雑化によって、利用者が「どの住宅ローンが自分に適しているか?」を判断することが難しくもなっています。より条件の良い住宅ローンを選ぶ可能性が増えたものの、選ぶこと自体は困難になってきているわけですね。

それでは、今の住宅ローンには、どのような特色があるのでしょうか。この点についてお話したいと思います。

(保険付きの住宅ローン)

住宅ローンの競争が激しくなった当初は、各金融機関がとにかく金利で競争をしていました。単純に利用者にとっては有利なことですね。しかし、金融機関にとっても金利だけでは限界があり、特長を出すことが困難です。そこで、様々な付加価値をつける方向にシフトしてきたのです。その付加価値としての代表的なものが、保険付きの住宅ローンです。

通常、住宅ローンを借りますと、団体信用生命保険に加入します。これにより、借入者に万一のことがあっても住宅ローンの残高が保険で完済されるために、遺族には住宅ローンのない住宅が残ります。これはたいへんメリットのある保険です。

しかし、死亡時だけでなく、ガンや脳卒中などの三大疾病になったときにも保険の対象となる「三大疾病保障付」の住宅ローンが発売されました。さらには、三大疾病以外の病気でも保険の対象となるものも発売されるなど、短期間で保険付き住宅ローンの取り扱いが拡大したのです。

今では、このような保険付きの住宅ローンを取り扱う金融機関もかなり増えています。ただし、既に加入済みの保険の内容も吟味して本当に必要な保険であるかどうかはしっかり検討する必要があります。

(固定金利の広がり)

2003年ごろまでは、変動金利や短期固定型(1〜3年程度の固定金利)の住宅ローンが主流でした。当初の低金利が住宅ローンを利用する人には大きなメリットがあると映っていたこともありますが、住宅ローン選びのアドバイスを求められる不動産会社が単純に変動金利や短期固定型の住宅ローンを奨めていたことの影響も大きかったようです。

しかし、金利上昇が報道されるに従い、利用者の意識も大きく変わりつつあります。2006年には、中期固定型(5〜10年程度の固定金利)の利用が増え、「できるだけ長い期間の固定」を意識するようになってきたのです。今後も、しばらくはこの流れが続くことでしょう。

(フラット35)

「フラット35」というものをご存知でしょうか。これからマイホームを購入される方にとっては、一度は検討して欲しい住宅ローンです。全ての方に適した住宅ローンではありませんが、着実に住宅ローンの中心として成長しつつあるものです。

旧住宅金融公庫(現在の住宅金融支援機構)が民間の金融機関と提携して始めた住宅ローンです。長期固定型の住宅ローンを供給しており、これを取り扱う金融機関も増え続けています。

最大の特長は、長期固定型の住宅ローンであることです。最長35年間、同じ返済額で住宅ローンを組めるということで、非常に注目を浴びています。今後、20年以下の固定型で金利を下げたものも開始されますので、益々注目すべきものです。


ここまでのことをまとめると以下の通りとなります。

・住宅ローンの多様化・複雑化で選択が困難。しかし、より良い住宅ローンを選ぶチャンスでもある
・保険付きの住宅ローンなど付加価値をプラスした住宅ローンもある
・中期固定型の住宅ローンが注目されている
・フラット35が注目されている

以上の住宅ローンの現状をよく理解した上で、あなたに適した住宅ローンを探しましょう。



前へ 住宅購入までの注意点 TOP 次へ


戻る


住宅検査・診断、内覧会立会い・同行のアネスト
第三者の一戸建て住宅検査・住宅診断等の一覧
新築一戸建て住宅診断(建売の診断)
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)
内覧会立会い・同行

住宅検査・診断のアネスト
中立的な第三者による住宅検査(建物調査)・内覧会立会いサービス
 ・年間1500件超の実績
 ・翌日対応・全国対応
by 住宅検査・内覧会立会いのアネスト

住まいの殿堂

住宅ローン・シミュレーションの殿堂

住宅ローンの金利

住宅ローンNews

住宅ローンの基礎知識

フラット35

FPのコラム

住宅ローン相談

その他のコンテンツ
住宅ローン・シミュレーションの殿堂
住宅ローンの返済額の早見表
住宅ローンのセミナー情報

専門家のサポート
購入前の住宅検査(一戸建て)
購入前のマンション調査
内覧会立会い(一戸建て)
内覧会立会い(マンション)

住宅ローンの殿堂とは | 運営会社 | 利用規約 | お問合せ | サイトマップ | リンク | 住宅ローン相談 | 建物調査
住まいの殿堂TOP | 住宅ローンの殿堂TOP
Copyright(C)2007-2009 Anest Brain Trust. All Rights Reserved